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減量①肥満と減量

 

はじめに

肥満は万病の元」とも言われますが、それは真実です。

 

実際に

肥満があらゆる病気のリスク

になることが明らかになっています。

 

では、

どんな状態が肥満なのか

その原因は何なのか

 

この記事を読めば、肥満について改めて理解することができます。

 

 

そもそも肥満とは?

肥満とは

「脂肪組織が体の中で増えすぎた状態」

を指します。

 

BMIが25以上

もしくは

腹囲が基準を超えた場合

に肥満と判定されます。

  • BMIBody Mass Index)=[体重(kg)÷[身長(m)2
  • 腹囲の基準:男性85cm以上、女性90cm以上

 

まずはこれらの指標で、

自分の体格が肥満に該当しないか、

もしくは近づいていないか

をチェックしましょう。

 

肥満に該当してしまったら?

チェックしてみていかがでしたか。

 

肥満に該当したらどうしたらいいのでしょうか。

 

まずは肥満のタイプを知りましょう。

 

肥満のタイプ

大きく2種類あります。

内臓脂肪型肥満皮下脂肪型肥満です。

 

内臓脂肪型肥満

お腹周りにつき、手足は細いことから「りんご型肥満」と呼ばれます。

 

皮下脂肪型肥満

お尻や太もも、腕などにつくので

「洋なし型肥満」と呼ばれます。

 

要注意なのは○○○○型肥満

どちらも過剰に増えるのは健康上のリスクになりますが、

要注意なのは「内臓脂肪」の方です。

 

内臓脂肪型肥満が見られると、

さまざまな症状や病気のリスク

につながるので、

なるべく早く肥満解消に向けて取り組む

ことをおすすめします。

 

内臓脂肪について

中年以降になると増えやすい内臓脂肪。

 

もう少し内臓脂肪を深掘りして理解していきましょう。

 

内臓脂肪が増えるとなぜいけないの?

内臓脂肪から「TNF-α」や「アンジオテンシン」といった物質が分泌され、

それが血糖値や血圧を上げることにつながります。

 

つまりは、

内臓脂肪がまるで一つの臓器のように働き、

それが命に関わる病気のリスクにつながるのです。

 

「単なる脂肪でしょう?」

と甘く見てはいけないのです。

 

内臓脂肪が増える原因

内臓脂肪が増える原因は何でしょうか。

一番は食事です。

 

 

摂取するエネルギーが消費するエネルギーより多いと、エネルギーが体の中で余ってしまいます。

それは中性脂肪に変えられ、

自然と脂肪細胞に蓄えられます。

それが内臓脂肪を増やす原因となります。

 

エネルギー(カロリー)だけがすべてではありませんが、

エネルギーの収支が崩れることは

内臓脂肪を増やす原因の鉄則であると言えます。

 

エネルギーの収支を改善しても減らない場合は、

5大栄養素のバランス改善や、

積極的な運動療法を取り入れる

などして経過を見ながら、

何が原因かを知ることも大切です。

 

体脂肪を落とすには

肥満と診断されたからといって、落ち込むことはありません。

 

まずは気づけることが大切です。

 

体脂肪を落とすとなると、

まずはどんな行動を思い浮かべるでしょうか。

 

食事制限、運動する、糖質制限・・これは人によって様々かも知れません。

 

食事か運動か、

結論から言うと

まずは食事に注目してみてはどうでしょうか。

 

レコーディング

私たちの体は食べたものでできています。

そのため、食事を見直すことが、結果的に肥満改善への近道です。

 

そのためにも現在地の把握が必要です。

 

そこで効果的なのが、

飲食したもの全てを記録する

「レコーディング」です。

 

ノートなど紙に書いてもいいですし、

スマートフォンアプリを活用する方法もあります。

 

アプリですと、記録するだけでカロリーや栄養価が表示されるので、

セルフモニタリング効果(自分で自分を観察し、改善が見られるなどの効果のこと)も期待できます。

 

また、クリニックなどで専門家からサポートを受けるときに、とても重要な情報になります。

 

「鉄は熱いうちに打て」

「思い立ったが吉日」

はまさにこのこと。

 

レコーティングは、

もう次の食事からすぐに始められるので、

非常におすすめなダイエットアクションです。

 

できることから

その他にも効率よく体脂肪を落としていく方法はあります。

 

別の記事で紹介していきますので、

よければ参考にしてみてくださいね。

 

 

管理栄養士 瑞樹

 

参考記事

①肥満と減量

②1ヶ月の適正な減量ペースとは?成功しやすい減量計画の立て方

③ダイエットの誤解5選

④ダイエットを成功させる4つの習慣

⑤「食べやせる体づくり」の3ステップ

⑥管理栄養士おすすめ ダイエットレシピ3つ

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